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2005年05月27日

新潟大学、運営費交付金総額で98億円減額 わずか一年で「法人=リストラ制度」が露わに

新潟大学職員組合
 ∟●新潟大学職員組合法人化WG報告(運営費交付金総額で98億円減額)

運営費交付金総額で98億円減額 わずか一年で「法人=リストラ制度」が露わに

2005年4月25目
新潟大学職員組合法人化WG

 
 H17年度国家予算が決まり、既に紹介したように国立大学の運営費交付金総額が98.4億も減額されました。89大学のうち、およそ2/3の60大学で減額となっています。和歌山大学では、法人移行後の6年問の予算減額が3億5千万にのぽると予想し、教員数を16%削減する計画を立てているとの報道もあります.安易に人件費削減を検討することは間題ですが、法人制度が「定員削減を避けたければ、法人化をといいながら、予算削減で定員削減を押しつける」文科省の「だまし討ち』(石井郁子議員)であったことは,今や明らかになりました。

新大予算額は44億増 授業料据え置きも可能のはず!

 新潟大学の平成17年度予算は、すでに3月に財務委員会と経営評議会・役員会を経て決定されています、大学予算は、総額で44億近く増えています。増減の内訳は、特別教育研究経費14.5億+その他の教育研究経費8.6億+施設補助金等収入23.5億+授業料等収入2.9億-(授業料改定増収分1.7億+効率化額1.5億+長期借入金2.5憶)となっています。
 病院の経営改善額3億は、増収として計上されています。配分では特別研究経費の獲得に関連した経費、脳研「水分子の脳科学事業費」6.9億、ベンチマークや副専攻制度を目玉とする「全学教育支援システム推進事業費」2.5億、「技術連携…事業費11.2億などが含まれています。具体的に予算の使い道をみると、授業料値上げが本当に必要だったか疑問です。また、値上げをしても本学では、「成績優秀者の学費全学免除」(山口大)、「奨学融資制度」(島根大、利子は大学負担)、「学生らが決める予算枠1億円」(名大)など、値上げ分のサービスを行うこともありません。

昨年と同じ予算編成方針 相変わらずのピンハネ構造
……

以下は上のURLを参照下さい。


投稿者 管理者 : 2005年05月27日 01:33

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