個別エントリー別

« 平安女学院大守山キャンパス問題、立命館への守山女子高校移管に反対する市民団体が2つ結成 | メイン | 石原都知事のフランス語発言に抗議する会、6月をめどに裁判所に訴える準備を開始 »

2005年05月13日

埼玉大学教職員組合、学長見解の撤回を要求

埼玉大学教職員組合ニュース(2005年5月11日)
埼玉大学教職員組合からのアピール(対話のある大学運営を求めます)

以下,埼玉大学ウォッチより一部抜粋

学長「労組と議論の必要ない」
埼大労組、対決姿勢鮮明に

埼玉大学労組(林量俶委員長)は5月11日発行の『組合ニュース』で、田隅三生埼玉大学長の学長権限をめぐるいわゆる12.3田隅見解に関連して、これまでにない強い調子で田隅学長の姿勢を非難した。また、あくまでも見解の即時撤回を求める強い姿勢を明らかにした。(5月11日発行の組合ニュースはこちら。学長見解についての公式資料は「12.3学長見解」で)

2004年12月の学長見解発表をうけて、埼玉大学労組は2005年1月に学長あての見解撤回要求書を出した。これに対して学長は労組委員長あてにこの3月、文書で回答。それに対して労組は4月上旬に再度反論していた。

この労組の反論に対して、田隅学長は4月28日、人事課長をメッセンジャーに使い、「法令の解釈に関して自分の考えは変わらない。そもそも学長見解は教育研究評議会の求めに応じたものなのだから、組合と議論する必要はない」と労組に口頭で通告させた。

田隅学長は3月の労組あて回答文書の中で、学長見解がおかしいとうのであれば、その証拠を示せ、と労組に反論していた。これに対して、労組が4月の再反論文書で克明な法解釈に基づいて学長見解の誤りを質していた。

こうした経緯にもかかわらず、今回、学長が労組と議論する必要はないと、メッセンジャーを使って、しかも口頭で伝えたことに、労組は「不誠実を通り越して非礼極まりない」と怒っている。さらに、労組は「教育評議会での教員評議員の意見に拘束されず、その国立大学の教育研究に関する方針を決定する権限を有している」という田隅見解が、現在の教育機関としての埼玉大学の運営にさまざまな齟齬をもたらしている、と激しく田隅批判を繰り広げた。

(……後略……)


投稿者 管理者 : 2005年05月13日 00:25

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi311/mt/mt-tb.cgi/1276

コメント