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2005年06月02日
大学の海外交流調査 文科省
■毎日教育メール(6/1)より
文部科学省は、日本と海外の大学との交流協定締結状況の調査結果(昨年10月現在)をまとめた。日本人学生の派遣や外国人学生の受け入れ、国際シンポジウムの開催などで締結する協定書・覚書などを調べた(学部、大学院、研究所間の協定も含む)。それによると、協定総数は1万1292件。内訳は、▽国立大4788件▽公立大362件▽私立大5604件▽その他538件。2000年(6317件)の約2倍近くまで増えた。複数の機関同士が参加して協定を結ぶコンソーシアム形式の締結数は国立大40、公立大3、私立大39、その他1の計83件。代表的なものとしては、神戸大、兵庫教育大などの24大学とアジア・太平洋地域の大学間の交流枠組みに関する協定や、東京、大阪、北海道、慶応義塾の4大学が参加する「メカトロニクスにおける設計及び生産の分野における学生の国際交流に関する協定書」などがある。
相手国は、米国が1位(2105件)で19%。次いで、▽中国(2054件、18%)▽韓国(1149件、10%)▽英国(634件、6%)など。交流の内容では、単位互換が3331件で、全体の約3割に上る。
また、大学などが海外に設けた教育、研究施設や事務所など「海外拠点」について調べたところ、64大学・機関(国立18、公立2、私立39、その他5)が170の拠点を置いていた。海外拠点の主な役割は、現地の教育・研究事情に関する情報収集が64%で最多。現地の大学等との共同研究活動のサポート(60%)、大学・機関の海外広報(53%)の順だった。
投稿者 管理者 : 2005年06月02日 00:04
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