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2005年06月10日

横浜市立大、大学当局 任期制同意状況を公表

横浜市立大学教員組合、組合ウィークリー(2005.6.9)
大学改革日誌(永岑三千輝氏)-最新日誌(2005年6月9日)より

大学当局、任期制同意状況を公表
同意、新学部で半数下回る

 最近、大学事務当局は、任期制への同意状況として、任期制を受け入れた教員の先月30日現在の人数を、下記のように発表しました(次面へ)。

              教員数    同意数    同意割合
国際総合科学部(注)  167人    79人       47.3%
医学部           227人   163人    71.8%
付属病院          93人    64人    68.8%
センター病院        129人  104人      80.6%
計                616人    410人     66.6%

 「国際総合科学部」(注)において任期制に同意した教員の数は半数を下回っています。
 当組合執行部は、3月末の段階で、任期制に同意した教員の数は金沢八景キャンパスにおいては半数を下回っていると推定していましたが(本紙3月24日号)、現段階においても基本的にその状況は変わっていないことが明らかになりました。
 病院の教員と医学部教員の多くの部分は医師であり、他の教員と条件が大きく異なっていますので、そこですら7割程度しか同意がないのは、むしろ予想を下回るものです。
 なお、この件は今月6日付け『東京新聞』神奈川版でも「統合の新設学部『同意』半数届かず」と報じられています。

(注)当局発表の「国際総合科学部」教員数は、金沢八景キャンパス勤務の専任教員(135名)に、舞岡キャンパス(14名)と鶴見キャンパスの教員(18名)を加えた数となっています。

 このうち国際総合科学部の授業を担当していない教員は学部教授会メンバーではありませんので、同教授会の構成員は144名です(学部長口頭報告による)。なにゆえ医学部・病院以外の全教員すべてを「国際文化学部[1]」に含めているのか不明です。
 なお、新しい国際総合科学部には、旧3学部(商・国際文化・理)教員のほか、総合理学研究科・経済研究所・木原生物学研究所の教員、および新任教員が含まれています。


投稿者 管理者 : 2005年06月10日 03:20

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