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2005年06月13日

佐賀大 選考会議で長谷川学長再任

佐賀新聞(6/10)

 学内外の関係者でつくる佐賀大学学長選考会議(議長・辻健児文化教育学部長、十四人)は九日、任期満了(九月末)に伴う次期学長選考で現学長の長谷川照氏(66)を選考した、と発表した。長谷川氏は大学法人化前の二〇〇三年十月から学長を務めており再任となる。任期は十月一日から四年間。文部科学相の任命を受けて正式に就任する。

 今回、学長候補者となったのは、医学部付属病院長の十時忠秀氏(63)と現学長の長谷川氏の二人。五月下旬と今月初めに常勤の教員、職員を対象に意向調査を二回行った上で、六日に候補者二人の面接を実施。その面接を基に委員十四人による投票を行い、長谷川氏が過半数を獲得した。

 会見で辻議長が選考経過を説明。投票による決定について「議論して、会議で意見集約するのはふさわしくないと判断した」と語り、選考の参考資料とする意向調査結果の位置づけについては「どの程度参考にするか各委員に委ねた」とした。また、辻議長は「学外委員も交えて選考会議で決めるやり方は、初めてだったので戸惑うことも多かったが、合理的にやっていくしかない」と話した。

 長谷川氏は京都大大学院理学研究科出身。理工学部長を経て、二〇〇三年七月に佐賀医大との統合に伴う学長選で学長に選ばれた。

 国立大学法人化で学長選出は、教員による選挙から学長選考会議による選考に変更。佐賀大では首長や経済団体トップ、同窓会長など民間委員七人と学部長や教員ら学内委員七人で構成する。


投稿者 管理者 : 2005年06月13日 00:00

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