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2005年06月14日

「博士号」一本化へ、中教審が「論文博士」廃止方針

中教審中間報告はこちら
「新時代の大学院教育」

読売新聞(6/13)

 中央教育審議会は13日の総会で大学院改革に関する中間報告「新時代の大学院教育」をまとめ、中山文科相に提出した。

 報告は、企業などに勤めながら研究論文を大学に提出して博士号を取得する「論文博士」について、「諸外国の制度と比べ日本独特の論文博士は、将来的には廃止する方向で検討すべき」と指摘、大学院の教育課程を修了して博士号を取得する「課程博士」制度に一本化する方針を決めた。

 博士号の取得方法を国際基準に合わせ、日本の学位が国際的に信頼され、通用するようにする。

 2002年度では博士号取得者の約3割が論文博士となっている。文部科学省は「現在、論文博士を目指している人を切り捨てるわけではない。社会人などが何らかの形で大学院に戻り指導を受けられるよう検討していく」としている。


[同ニュース]

「論文博士」廃止の方向=国際的な信頼性確保-文部科学省 (時事通信6/13)
大学院教育体制、5年以内の充実を提言・中教審中間報告 (日本経済新聞6/13)
中教審:国際的に魅力ある大学院教育 中間報告でまとめる(毎日新聞6/13)
教員の指導力向上に研修 大学院改革で中教審報告(北海道新聞6/13)

投稿者 管理者 : 2005年06月14日 01:06

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