個別エントリー別

« 学校教育法の一部を改正する法律案、衆議院を通過 | メイン | 検証:国公立大学法人化 »

2005年06月20日

署名活動を開始、府労委闘争に新たな展開が!

■ 大阪私大教連
 ∟●「私大教連おおさか」2005年6月20日(No.21)より転載

 組合三役と2名の執行委員が突然に各自所属の学科長に呼び出され、本人の同意を一切取ることなく専門外の分野への配転が通告されて2年2ヶ月が経過しました。またこの間にも塚本学院理事会(塚本邦彦理事長)による執行委員へのいやがらせや団交拒否が続いています。
 大阪芸術大学教職員組合は大阪私大教連と連携して、組合つぶしをねらったこれら不当労働行為の事実関係を調査した後、2003年9月17日に大阪府地方労働委員会(現・大阪府労働委員会)へ不当労働行為救済申立書を提出しました。
 その後1年9ヶ月の間、救済申立について審査が行なわれてきました。予定ではあと1回の証人尋問が行なわれた後に公益委員会議による判定へと審査手続が進められ、平成15年(不)第66号塚本学院事件に対する同委員会の判断が下され命令が出ることになります。その意味からも審査は正にこれからが大きなヤマ場を迎えようとしています。
 組合は大学を教職員や学生の手に取り戻し、民主的で自由に物が言える、教学主導の大学にしたいと考えています。そのためにも理事会が組合に対して行ってきた数々の不当労働行為を正すよう、労働委員会が本来の使命を果たす明確な救済命令を行うよう求めなければなりません。
 そこで組合では6月1日から古村委員長を中心に、大阪府労働委員会会長宛の請願署名に取り組んでいます。
 今回の署名は大阪私学教職員組合に加盟する単組分会に限定することなく、幅広い分野の皆さんに協力を要請しています。集まった署名につきましては6月30日に第1回目の集計を行い、府労働委員会事務局へ提出を予定しています。

投稿者 管理者 : 2005年06月20日 00:16

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi4/mt/mt-tb.cgi/79

コメント