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2005年07月19日

湘南工科大解雇事件、法人側 控訴か

糸山英太郎オフィシャルホームページ
 ∟●私立大学経営は誰の責任か?部外者は黙っていろ(2005年7月12日)より一部抜粋

私立大学経営は誰の責任か?
部外者は黙っていろ

私は、湘南工科大学教授会の全会一致に依る推挙、全理事からの要請により総長及び理事長への就任を受諾した。
昨年4月学長職を辞し名誉総長に就任したのは年齢を考え第一線から退くべきだと考えたからだった。
あれから1年余りが経過し、政治の混乱、日本経済の低迷、著名経済人の不祥事を見るにつけ、引退するには早すぎる、今一度私利私欲を捨て、愛する日本のために働くべきであると思ったのだ。
同時に、恒常的となった少子化問題に依る学校経営の危機、学内では依然として解決を見ない労使問題等、これらの問題を解決するには私が直接経営・運営に関与する必要があるとの思いも強かった。
これが、湘南工科大学に学ぶ学生、その父兄、後援会・同窓会会員、大学教職員の期待に応える唯一の方法と確信したのだ。

……(中略)……

依然として残る労使関係の問題は大きな障害になる可能性がある。
もちろん、私自身組合を否定する気持ちなど全く無い。しかし本学組合が外部団体の影響下にあって、本学改革の障害となり、日本国憲法が保障する学問の自由・大学の自治を踏みつけた場合には断固闘うつもりだ。
今回の横浜地裁の判決については「大学の品位及び名誉を著しく傷つける誹謗中傷」「交通費の不正受給」を行った者が許されるという、私には到底納得できるものではなかった。
それを受けて人事委員会、理事会、学内のルールに基づき東京高裁への控訴を決定した。
地元の文化人と称する部外者より要望書なるものも舞い込むが、湘南工科大学が将来生き残るための経営を構築することが私に課せられた義務なのだ。
仕事も研究もしない教職員に大切な学納金を、これ以上取られるわけにはいかない、これは理事長糸山英太郎の名で起こす初めての法的行動だ、
私は湘南工科大学の発展、その実現に一切の妥協はしない。
自らの生命をかけて最後まで闘うことをここに表明する。

2005年7月12日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎


投稿者 管理者 : 2005年07月19日 00:10

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