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2005年07月27日

平安女学院大学守山キャンパス就学権確認訴訟控訴審、本日 大阪高裁で口頭弁論が開催

 本日,7月27日午前10時40分から大阪高等裁判所別館8階81号法廷にて,平安女学院大学守山キャンパス就学権確認訴訟控訴審の口頭弁論が開かれます。この控訴審は,5月24日に控訴状を提出してから,すでに控訴人側から地裁判決を踏まえた「控訴理由書」,および3つの「陳述書」,2つの「意見書」が提出されました。今回はそれを受けての口頭弁論です。しかし裁判手続きとしての口頭弁論は今回が最初にして最後となります。控訴人は同大学の女子学生。

 平安女学院大学は,2000年4月,滋賀県および守山市から巨額な補助金を受けて守山キャンパスを設置しておきながら,わずか5年で同キャンパスを廃止し高槻キャンパスへ移転・統合を決定しました。しかもこの決定を,関係自治体への了承を取り付けることもなく,また学生への十分なる事前説明と合意を得る努力をしないままに一方的に強行しました。本件訴訟では,こうした大学による就学権の侵害と,教育機関として社会的道義にもとる行為に対する責任追求が意図されています。
 この裁判は,これまで地裁段階を通じて,基本的に控訴人(原告)である女子学生の1人の奮闘によって進められてきた。しかし,現在,全国の大学関係者の間で支援の輪が広がってきており、近々「就学権確認訴訟を支援する大学人の会」を発足して,判決まで短い間ですが,本格的な支援に乗り出すことにしています。裁判所宛の署名活動を中心に活動を展開しようと考えていますので,皆様のご支援をよろしくお願い致します。(ホームページ管理人)

控訴人の作成するHP 「平安女学院大学 守山キャンパスの存続を守ろうの会」
大阪高裁の場所→http://www.mapion.co.jp/c/here?S=all&F=mapi2430749050722234625

投稿者 管理者 : 2005年07月27日 00:07

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