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2005年08月08日
若年者雇用問題に関する対策について
若者を取り巻く厳しい雇用状況を解決するため、厚生労働省、内閣官房、内閣府、文部科学省、経済産業省が密接に連携し、昨年12月に取りまとめた「若者の自立・挑戦のためのアクションプログラム」などを踏まえ、次のような施策を実施しています。1 フリーターなどの若者の就職支援策
(1) ハローワークでの支援
フリーターなどの若者に対して、担当制・予約制による、一貫した就職支援などを実施しています。
若年失業者など一定期間、試行雇用することにより、企業と若者とのミスマッチの解消を図り、その後の常用就職の実現を目指す「若年者トライアル雇用事業」等を推進しています。
(2) ワンストップサービスセンター(ジョブカフェ)
各都道府県では、広く若者の就職を支援するためのワンストップサービスセンター(ジョブカフェ)を設置しており、若者に対して就職に関する情報提供、カウンセリング、セミナー、職業紹介などを実施しています。
(3) 日本版デュアルシステム
学校での座学による教育訓練と、企業の現場での実習訓練を一体的に実施し、若者を一人前の職業人に育てます。2 学校にも行かず、働かない若者の自立支援策
(1) 若者自立塾
教育訓練も受けず、就労することもできないでいる若者に対して、合宿形式による集団生活の中で、生活訓練、労働体験などを通じて、働く自信と意欲の喚起・向上を図ることにより、就労等へ導きます。
(2) ヤングジョブスポット
若者が気軽に利用できる「広場」を作り、若者同士の相互交流の場の提供や、職場見学等を行っています。
若者が集まりやすい場所に出向いた上での情報提供等の支援も行っています。3 若者の人間力を高めるための国民運動
若者の雇用問題を社会全体の問題と捉え、国民挙げて問題解決に取り組むため、経済界、労働界、教育界、地域社会、政府などが一致協力して若者を応援する国民運動を推進します。
これらの施策を積極的に推進することにより、若者の働く意欲を応援し、やる気のある若者の職業的自立を促進していきます。※こちらもご覧下さい。
・ハローワーク
・トライアル雇用
・若者のためのワンストップサービスセンター(ジョブカフェ)
・日本版デュアルシステムホームページ
・若者自立塾創出推進事業
・ヤングジョブスポット
・若者の人間力を高めるための国民運動
・若年者雇用対策
投稿者 管理者 : 2005年08月08日 00:16
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