個別エントリー別

« 国立大の監査料大幅な安値 採算割れの指摘も | メイン | 大学のキャリア教育支援 ニート対策で文科省が7億円 »

2005年08月29日

子どもと教科書全国ネット、公開質問状

子どもと教科書全国ネット
 ∟●玉川学園小原芳明学園長への公開質問状~中等部の「つくる会」教科書採択に関して~

公開質問状

玉川学園学園長 小原 芳明 殿

 貴学園中等部では、2006年度より使用する社会科教科用図書として、扶桑社『新しい歴史教科書』、同『新しい公民教科書』(以下、扶桑社歴史教科書、同公民教科書と記す)を採択されました。貴学園中等部が、このような教科書を採択されたことについて、私たち「つくる会」教科書採択を阻止する東京ネットワークは、強い遺憾の念を表明します。

 公立学校における採択では、多くの場合、採択のための会議が市民に公開され、採択の理由も市民に明示されます。私立学校も、公教育を担う重要な機関であり、玉川学園中等部への進学を検討する保護者のみならず、一般市民の関心も極めて高い問題です。また、どのような教科書や教材を用いて学習指導がおこなわれるのかは、保護者や子どもたちが、学校を評価し選択する際の重要な判断材料となっています。

 扶桑社歴史・公民教科書は、多くの問題を含む教科書であり、貴学園が掲げてこられた「全人教育」・「個性尊重」の教育方針にもそぐわない教科書です。しかし、貴学園では、いまだに採択の経過や理由を公表されていません。

 これらの点に鑑み、貴学園がなぜ扶桑社歴史・公民教科書を採択されたのかについて、公開で質問いたします。……


投稿者 管理者 : 2005年08月29日 00:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi4/mt/mt-tb.cgi/391

コメント