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2005年09月28日

平安女学院大学守山キャンパス就学権確認訴訟、本日控訴審判決

 平安女学院大学「びわ湖守山キャンパス就学権確認訴訟」控訴審は,2005年5月24日に大阪高裁に提訴されて以降,約4ヶ月が過ぎた。その間,控訴人学生・川戸佳代さんは,今日まで精力的に活動してきた。裁判は7月27日の口頭弁論1回で結審することが予定されていたため,その日までは「控訴理由書」の下書き,「陳述書」の作成,「意見書」の依頼や文書の内容調整など,裁判書面づくりとその準備に全エネルギーを注いだ。同時に,今日まで,大学評価学会や学術人権ネットワークでの本件事件の報告,署名活動さらにはテレビ・ニュース特番のための幾日間にもわたる取材・撮影にも応じていた。よくやったと思う。
 控訴審判決は,本日13時10分から大阪高裁で下される。どのような判決が出るのだろうか。被控訴人である平安女学院当局の責任者は,地裁段階から口頭弁論や判決日も含めて一貫して被告人席に座ることはなかった。今回もこれまでと同様,法廷に姿を現すことはないだろう。自らのやり方が妥当であったというなら,堂々と受けてたてばよい。もっと性根の座った「答弁書」を書けばよい。そうしないのは無責任の極みである。
 川戸さんは,どのような結果がでようが,毅然として被控訴人席をしっかりと見据え,そして大学の社会的責任を問い続けてほしい。(ホームページ管理人)。

投稿者 管理者 : 2005年09月28日 01:20

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