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2005年10月26日

国民生活金融公庫、家計における教育費負担の実態調査

家計における教育費負担の実態調査(平成17年10月25日)

家計における教育費負担の実態調査

「家計における教育費負担の実態調査」
~年収の低い世帯では収入の半分が教育費に消える~

~アンケート結果の概要 ~
(平成17年度)
重い教育費負担

調査時期・対象平成17年6月、「国の教育ローン」を平成17年2月に利用した勤務者世帯
有効回答数2,980件(有効回答率25.5%)

~主な調査結果(勤務者世帯)~

1 高校入学から大学卒業までに1人当たり900万円 (本文3,4,5ページ)
○ 入学者1人当たりの入学費用は、高校で44.7万円、大学で72.1万円となった。一方、在学中の費用(在学費用)は、1年間の合計で、高校では84.5万円、大学では132.4万円となった。
○ 高校入学から大学卒業までにかかる費用は、子供1人当たり899.9万円(16年度調査944.0万円)となっている。

2  在学費用は世帯年収の35% (本文7ページ) 
○ 世帯の年収に対する在学費用の割合は35.0%となった。
○ 世帯の年収に対する在学費用の割合は、年収が少ない世帯ほど高い。年収が「200万円以上400万円未満」の世帯では、57.3%に達している。

3 仕送り額は年間104万円 (本文9,10ページ) 
○ 自宅外通学者がいる世帯は、全体の40.6%に上る。自宅外通学者が1人いる世帯の仕送り額は、104.2万円(16年度調査119.6万円)となった。
○ 自宅外通学を始めるための費用は、42.5万円(16年度調査40.8万円)となった。

4 節約や預貯金の取り崩しで対応 (本文11ページ) 
○ 教育費の捻出方法としては、「教育費以外の支出を削っている」が63.3%と最も多く、以下「子供がアルバイトをしている」(42.8%)、「預貯金や保険などを取り崩している」(42.6%)と続く。
○ 節約している支出としては、「旅行・レジャー費」が60.6%と最も多く、以下「衣類の購入費(54.8%)、「食費」(46.8%)と続く。

「家計における教育費負担の実態調査」
~アンケート結果の概要~

Ⅰ 調査要領、回答世帯の概要
Ⅱ 調査結果(勤務者世帯)
<主な調査結果>
1 教育費の支出状況
(1) 入学費用
(2) 在学費用
(3) 高校入学から大学卒業までにかかる費用
2 家計の教育費負担
(1) 世帯の年収、住宅ローンの負担
(2) 世帯の年収別にみた在学費用の負担
(3) 就学状況別にみた在学費用の負担
3 自宅外通学者にかかる費用
(1) 自宅外通学者1人当たりの年間の仕送り額
(2) 自宅外通学を始めるための費用
4 教育費の捻出方法

高校から大学までの費用は900万円・国民公庫調査

投稿者 管理者 : 2005年10月26日 00:00

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