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2005年12月06日
都教委、またも「日の丸・君が代」処分を強行!
都教委、またも「日の丸・君が代」処分を強行!12月1日、東京都教育委員会は、またも「日の丸・君が代」問題に係る懲戒処分を発令しました。都教委は、今春の卒業・入学式で「君が代」斉唱時に起立せずに処分を受けた教員に対し、今夏、「再発防止研修」を行いました。
この研修は、「転向強要」「二重処分」などと批判されており、東京地裁裁判長も「(研修が)内心の自由に踏み込めば、権利を不当に侵害したと判断される余地がある」と指摘しています(研修命令停止の申し立て自体はどんな損害が生じるが未定として却下)。
この研修に関わって、都教委は昨日12月1日、「研修受講拒否」「ゼッケン等の着用」「研修妨害」などの理由で、懲戒処分を行いました。(→詳しくは、4 都教育庁プレス発表資料をご覧下さい)◆減給6ヶ月(職務命令違反) 1名
研修の日、授業が5時間詰まっているので、授業を優先したい、他の日にしてほしいと申し出たことが、受講拒否とされた。◆減給1ヶ月(職務専念義務違反) 1名
ゼッケンを着用したこと、および、ゼッケンを何故外さなければいけないかの説明を求め続け、進行妨害したとし、職務専念義務違反とされた。
事実は、「ゼッケンを外してほしい」と「お願い」されただけ。質問をしたが答えてくれないので答えを求め続けただけ。◆戒告(職務専念義務違反) 9名
ゼッケン・ハチマキ・Tシャツ着用(※以上、レイバーネット記事の根津さん報告などから作成。)
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■不起立1回に3度めの弾圧(澤藤統一郎の憲法日記)
投稿者 管理者 : 2005年12月06日 00:05
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