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2005年12月12日

埼玉大学教職員組合、『指導』事件その後 学長やっぱり空振り

埼玉大学教職員組合
 ∟●組合ニュース号外 その14(2005年12月9日)

『指導』事件その後 学長やっぱり空振り

事実誤認による文筆活動への介入。あまりに軽率。

 本学教員が管理しているホームページ『埼玉大学ウォッチ』(以下「ウォッチ」)の記事について、田隅学長が公印付きの『指導』なる文書を送りつけたのは記憶に新しいところです(『組合ニュース号外』10 月 11 日)。『指導』によれば、事実に反して「何の根拠もなしに管理職手当が支給されている」という記載が「ウォッチ」にあったことになります。これに対してH助教授は該当箇所を明示するように学長に求めました。10 月 11 日に学長は業務命令でH助教授を呼び出し、『回答書』(10月 3 日付け)を渡しました。しかし、「ウォッチ」からの長い引用はありますが、『回答書』でも該当箇所の指摘はありませんでした。『指導』と『回答書』を掲載しておきますので、誰が事実でないことを書いていたのか確認して下さい(資料提供 教養学部H助教授)。
 「ウォッチ」上で「何の根拠もなしに管理職手当が支給されている」という記載を見つけ出すために、組合は先の『号外』で「田隅学長に続く、第二発見者に粗品進呈」と広くみなさんからの情報を求めました。しかし、どうやら第一発見者もいなかったようです。というわけで、田隅学長にも粗品を受け取るチャンスが生まれました。いつでもどうぞ。さて、かかる事態の再発防止を祈念して、クリスマス・プレゼント『指導』を贈らせていただきます。

指 導

埼玉大学学長
田隅三生殿

 このたび、貴殿が作成された『指導』において、事実に反すること(『埼玉大学ウォッチ』に事実に反することが掲載されているとした件)が記載されていた。
 貴殿は、文部科学省から転送されてきた「社会の人」からの投書にもとづく指導であったとしても、事実を確認もせず、学長公印付き『指導』において、「事実に反することを掲載し」などといった事実に反することを記載し、本学学長の信用を失墜させるような事態を招いたことは、誠に遺憾である。よって、今後、再びかかることのないよう、特に注意されたい。

……


投稿者 管理者 : 2005年12月12日 00:01

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