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2006年01月30日
APU不当解雇問題、学生の声「先生が辞めてしまうのは悲しくて寂しくて悔しくて仕方ありません。そのような大学に通っている事自体嫌になってきます。本当に許せません。」
■立命館アジア太平洋大学における常勤講師の雇用継続をもとめるネット署名
∟●No.471(継続雇用が実現しますように)
■APUの学生のみなさんへ(1月26日配布ビラ)
継続雇用が実現しますように。(立命館アジア太平洋大学・アジア太平洋学部)
私に英語を教えて下さった大好きな先生も学校を去ることになりました。今日その時のクラスの生徒が集まって先生も呼んでお別れ会を開きました。楽しい会でしたが先生が辞めてしまうのは悲しくて寂しくて悔しくて仕方ありません。そのような大学に通っている事自体嫌になってきます。本当に許せません。どうして生徒の事を親身になって考えて素晴しくためになる授業を行っていた先生方ばかり辞めさせられるのでしょうか。学校側がお金の事しか考えていないのなら今の政策はかえって逆効果です、長い目で見れば学校に愛着を持って経験と実践を積んだ先生方がおられなくなるという事は生徒の語学力を上げるどころか下げることになるのです。憧れだったAPUに今は失望しています。どうか継続雇用が実現しますように。
以下は,1月26日に,APU分会が学生向けに4000枚配布したビラの内容(実物はこちらに掲載)。このビラを受け取って,上記のような学生たちのネット署名は増え続けている。
APUの学生のみなさんへ
知っていましたか?英語、日本語、中国語、韓国語・・・・APUから言語の先生たちが、どんどんいなくなってしまう!?
APUでは言語の科目の半分以上を担当しているのは常勤講師と呼ばれる教員です。常勤講師はAPUの教員数(非常勤講師、客員講師の先生方は除く)の約4割を占めます。
APUの言語教育に深く関わってきた常勤講師を、大学は辞めさせようとしています。
大学は去年7月に突然、常勤講師制度を廃止すると発表しました。言語の科目は今後も継続して存在するにもかかわらず、大学側は常勤講師を徐々に解雇しようとしているのです。APUはどうなるの?
常勤講師がいなくなったら、誰が言語を教えるの?
大学側は嘱託講師などの新しいポストを作り、言語科目を担当させようとしています。嘱託講師は契約期間が3年限りで、個人研究室はなく相部屋で、研究費も支払われません。
この環境では、いくら本人が一生懸命授業をやりたいと思っても、仕事に集中できないし、3年契約期間後の就職活動にエネルギーを費やすことになります。どうしたらいいんだろう?
APU分会のHPをクリック!
http://www.geocities.jp/apuunion/index.html
私たちは、常勤講師制度の廃止は教育の質の低下をまねき、結果として、学生や大学に不利益をもたらすものと考え、常勤講師を継続して雇用するよう大学側に要請しています。ネット署名にご協力を!
http://university.sub.jp/apu/不安定雇用の増加とAPUの関係
現在、日本では派遣、パート、契約社員などの雇用形態が急増しています。なぜ正規雇用に替わり、このような不安定雇用が増加するのか。それは、雇用者が安価に労働力を使用し、不要になった時に、簡単に切り捨てられるようにするためです。
APUがやろうとしている、常勤講師を解雇しもっと安価な労働力で補てんするもくろみは、教育の場に社会の悪傾向をもたらすものです。ひいては、全労働者の労働条件の改悪に拍車をかけることになります。大分地域労働組合APU分会
投稿者 管理者 : 2006年01月30日 00:26
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