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2006年02月20日

いま、何が起こっているのか、立命館大学

日本私大教連 06春闘フォーラム開かれる(概要報告)
 ∟●第4セッション 05春闘から学ぶ

第4セッション 05春闘から学ぶ

 立命館大学教職員組合のレポートは、最初に「何が起こっているか」と題し、05春闘回答の概括的な報告とあわせ、学内で引き起こされている様々な「事態」が紹介されました。特に後者では、特定の定年後部次長の異例の再雇用の強行、理事会への権限集中と教学機関の独自性否定、総長公選制度の廃止と全学協議会制度の変質、合意もなく説明もない学園政策の決定など、参加者を唖然とさせる内容でした。こうした動きを背景として05春闘回答を位置付けると、さもありなんと「納得」できる回答です。続けて、これら引き起こされている事態や回答の本質として、すべては「競争的環境の激化」とそれへの「競争的対応」に集約されること、理事会の時代認識として戦後の民主主義的参加型学園運営への不信感、学園紛争に対する評価の変質、過度の対首都圏コンプレックスによる政財界追随などが指摘され、理事会の統治能力の劇的低下があるとしています。最後に、「組合の課題と取り組みの方向」として、学園民主化と一時金取り戻し、労使関係の見直しと職場づくりなどを打ち出しています。……


投稿者 管理者 : 2006年02月20日 01:08

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