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2006年04月24日

鹿児島国際大学不当解雇事件控訴審、第2回口頭弁論終了 ついに結審! 6月6日和解協議へ

鹿児島国際大学解雇事件の裁判と資料より

鹿児島国際大不当解雇事件控訴審
第2回口頭弁論の結果 今回をもって結審!

 4月21日2時より,福岡高裁宮崎支部201号法定にて,鹿児島国際大学不当解雇事件控訴審の第2回口頭弁論が開催されました。被控訴人・三教授側の出席者は,増田・小堀両弁護士と当事者3名のほか、九州私大教連代表者や組合の役員、さらには「守る会」代表者を含む鹿児島からの支援者たちが大勢傍聴しました。一方,学園側は3名の弁護士,法人および大学の事務局長,職員1名でした。

 今回の口頭弁論において,裁判長は,これまでに双方から提出された書面類を確認し、3名に対する処分の就業規則上の根拠(条項)を学園側に確認したのち、次のようなことを述べました。

(1)控訴人・学園側が申し出た人証(菱山泉理事長等)は不必要と考え、却下する。
(2)裁判所としては、今回をもって結審とする。

 そして、裁判長は和解が相当であるので,別室にて待機するように指示して、閉廷となりました。

 その後,舞台は、2階の法廷から5階の部屋に移され、和解協議が行われました。双方、時間をずらして別々に裁判官に呼ばれ、和解の可能性について打診されました。その後,双方の当事者らを集めて今後の進行計画が確認されました。津曲学園は5月の理事会で検討するとの返事があったようで、6月6日午後4時から再び和解協議(あくまで予定)が非公開でもたれることになりました。


投稿者 管理者 : 2006年04月24日 00:00

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