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2006年06月12日

自由法曹団、憲法改悪のための国民投票法案の廃案を求める意見書

自由法曹団
 ∟●憲法改悪のための国民投票法案の廃案を求める意見書

憲法改悪のための国民投票法案の廃案を求める意見書

2006年6月8日
自由法曹団

〈はじめに〉

 自民党・公明党の与党は、2006年5月26日、改憲手続法案である国民投票法案を「日本国憲法の改正手続法案」の名称で、共同して国会に提出した。同日、民主党も「日本国憲法の改正及び国政における重要な問題に係る案件の発議手続及び国民投票法案」の名称で対案を提出した。
 両法案は、国民投票そのものの手続だけではなく、国会法を改正して、両院に「憲法審査会」を設け、憲法改正原案の審議、作成を行うことをも盛り込んでいる。法案が成立した場合、次の国会から、改憲案を議論するための常設機関として「憲法審査会」を設置しようというのである。しかも、その審査会は、会期中・閉会中を問わず、改憲案の審査ができるものとされている。
 両案の提出は、憲法の基本原理を根底から覆す憲法改悪の準備を早期に国会で開始し、改憲を強行するためのものに他ならない。
 自由法曹団は、こうした憲法破壊のための策動に反対し、両法案の廃案を求める。
以下、その理由を明らかにする。

……


投稿者 管理者 : 2006年06月12日 00:01

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