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2006年07月05日

危険なカラクリ・「改憲手続法」の阻止を

全労連
 ∟●危険なカラクリ・「改憲手続法」の阻止を

危険なカラクリ・「改憲手続法」の阻止を

弁護士  坂 本   修

 国民投票法案は継続審議になったが、閉会直前の6月15日には強引に審議入りされた。このままの状態だと9月に始まる臨時国会で、自・公両党と民主党の間ですり合わせが行われ、成立する危険は否定できない。

 もし、法案が成立すれば直ちに、両院に設置される「憲法審査会」で改憲発議原案の審査と、これにもとづく改憲憲法原案作成が可能になる。そのこと自体、改憲策動に拍車がかかる重大事である。そして、いよいよ国民投票という事態になったときに、法案はおそるべき毒薬効果を現す。国民の意思を権力や財力によって歪め、改憲策動を全面的にバックアップする、何重もの仕掛け―“毒”―が盛り込まれており、その結果、改憲を阻止しようとする側は、不公正なたたかいが強制される危険に直面することになる。以下、そのことに的を絞って述べたい(なお、両法案の全面的な解明については本年6月8日付の団意見書をお読みいただき、活用されたい)。

〈途方もないハンディキャップ法〉
約460万人を取り締まる仕組み

以下,略……


投稿者 管理者 : 2006年07月05日 00:00

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