個別エントリー別

« 自由法曹団、「今後の労働契約法制及び労働時間法制の在り方について(案)」批判 | メイン | 東京日の丸・君が代予防訴訟全面勝訴、原告団・弁護団・予防訴訟をすすめる会声明 »

2006年09月22日

立命館大学従業員過半数代表者選挙、「棄権者は最多得票者を当選人とする投票結果を信任したとみなす」

ゼネラルユニオン 立命館大学支部
 ∟●公示出るも投票方法がいまいちわからず

 従業員過半数代表選挙ににおいて,選管が2つ発生するという異例の「分裂選管」状態に至った立命館大学において,正規組合(立命館大学教職員組合)による「第二選管」の選挙要領が下記のように発表されたようだ。
 特筆すべきは,下記のように「投票方法」において「投票されない有権者のみなさんについては、最多得票者を当選人とする投票結果を信任したとみなします」とし,投票に対する棄権者は,全て最多得票者への「信任」する旨定めていることである。このような選出方法は従業員の過半数代表を決定するやり方およびその手続きとして,常識的にみても非常におかしいのではないか。
 また,選挙活動についても,自由な活動を制限的する内容が著しい。

1.立候補者
  ※※※※(法学部)
  ※※※※(法学部事務室)
  遠藤 礼子(文学部)

2.投票期間
  9月26日(火)から10月6日(金)。
いずれも午前10時から午後5時まで。
ただし、土日祝日は除く。
この期間内にやむをえない理由で投票できない場合は、選挙管理委員会までお問い合わせください。

3. 有権者
  9月26日現在、学校法人立命館と雇用契約にある労働者であり、かつ、衣笠キャンパスもしくは朱雀キャンパスに所属する労働者に限ります。

4. 投票方法
  立候補者が複数のため1名のみを選出する投票を行います。候補者3名中最多得票者を当選人とし、選挙管理委員会は当選人を労働者代表として選出します。
  なお、投票されない有権者のみなさんについては、最多得票者を当選人とする投票結果を信任したとみなしますので、できる限り投票することでの意思表示を行ってください。
  投票用紙に指示された以外の方法での投票は、無効になります。

5. 選挙活動について
  候補者による選挙活動は、9月25日(月)午前9時から10月6日(金)午後5時までとします。ただし、選挙活動期間中、ビラについては、各候補者につき1種類のみ有権者への配布を認めますが、掲示は禁止します。また、他の候補者に対する誹謗中傷等、労働者代表選挙の趣旨に反する内容を含むビラは認めません。
 その他、業務の妨害(業務時間内での支持の呼びかけなど)、授業への支障、学生の課外活動の妨げ、近隣への迷惑等、選挙管理委員会が不適切だと判断する行為は、選挙活動として一切認めません。特定の候補者または特定の候補者を支持して選挙活動に従事する者が、このような活動に従事していたことが判明した場合、当該候補者の被選挙資格を剥奪します。……


投稿者 管理者 : 2006年09月22日 00:02

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi4/mt/mt-tb.cgi/2332

コメント