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2006年10月30日

鹿国大不当解雇事件控訴審・全面勝訴、原告ら記者会見「学園側は私たちを犯罪扱いし,人権をことごとくないがしろにした」

■南日本新聞(2006/10/28)

原告ら会見 「早期復職を

 一審に続き高裁での勝訴判決に,鹿児島市内で記者会見を開いた原告の田尻利さん(70)らは喜びと安どの表情を浮かべた。一方,「裁判所は,懲戒事由に当たる事実は認められないとの判断を繰り返し示した。学園側は司法の判断に従うべき」と,学園側の上訴断念と原告の早期復職実現を求めた。

 教授側の主張を認めた高裁判決に対し,代理人の増田博弁護士は「極めて妥当で適切な判決。一審判決より一歩踏み込んで,大学の自由を鮮明にしたのでは」と評価した。
 
 2002年3月の懲戒処分から,4年7ヶ月が経過した。馬頭忠治さん(54)は「学園側は私たちを犯罪扱いし,人権をことごとくないがしろにした。良識の府である大学で,このようなことがあっていいのか」と訴えた。


投稿者 管理者 : 2006年10月30日 00:02

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