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2006年11月14日

鹿児島国際大学解雇事件、教職員の身分を守る会「集会アピール」

集会アピール

 10月27日、福岡高裁宮崎支部は、原告らには「懲戒事由に該当する事実が認められないから」解雇は無効であるとした昨年8月30日の鹿児島地裁判決を支持して、またも三教授側全面勝訴の判決を言い渡しました。2002年3月の懲戒解雇処分以来、三教授が述べてきた解雇理由がないから解雇は無効であるという主張が高裁でも認められ、地裁につづいて、またも勝訴しました。
 私たち鹿児島国際大学教職員の身分を守る会は、鹿児島県内の大学関係の団体や個人、さらには市民の方々の協力を得ながら、三教授の闘いを署名運動や裁判傍聴等を通じて支援してきました。三教授のこれまでのねばり強い闘いが、人々の支援の輪を生み出してきました。そして、私たちは、この間の活動を通じて、大学のあり方や大学で働く者にとっての重大な権利侵害の問題について、深く考えさせられました。
 今回の判決は、三教授の訴え、そしてそれを支援してきた様々な人々の思いを正面から受けとめた内容のものだと考えます。
 高裁判決が下った今、上告をしないでこの判決を確定させ、解雇処分の誤りを認めて、三教授の雇用契約上の地位を確認するとともに、ただちに原職復帰させることを、津曲学園理事会に対して強く求めます。
 同時に、私たち守る会は、この問題が完全に解決されるまで、三教授の闘いに対して、これまで同様広範な人々による粘り強い支援の活動を引き続き行っていくことを誓います。

2006年11月11日
鹿児島国際大教職員の身分を守る会総会

投稿者 管理者 : 2006年11月14日 00:00

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