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2006年11月17日

改悪法案 特別委・衆議院で強行可決、国会前に5000人、怒りの輪、決意のコール

教育基本法全国ネットワーク
 ∟●教育基本法全国ネットワークニュース No.011

改悪法案 特別委・衆議院で強行可決
国会前に5000人、怒りの輪、決意のコール

★全国の世論やマスコミ各紙が、教育基本法「改正」への疑問や「採決を急ぐな、慎重審議を」の声をいっせいに上げる中、政府・与党は15日に衆議院特別委員会での採決を強行し、本日16日の衆議院本会議でも強行可決しました。いずれも徹底審議を求める野党4党の意見を聞かず、野党が欠席のままの与党単独採決です。この事態に対して、多くの全国紙・地方紙がいっせいに批判の社説を掲げています。「教育基本法、この採決は禍根を残す」(「朝日」16日付)、「基本法単独可決、教育の『百年の大計』が泣く」(「毎日」16日付)など。

★昨日・今日と、衆議院議員面会所や議員会館前には、「教育基本法改悪を許さない各界連絡会」や「教育基本法全国ネットワーク」に参加する諸団体・個人をはじめ、宗教者、市民などさまざまなグループ・団体が昼夜にわたり詰めかけ、暴挙に対する怒りとあらたな共同のたたかいの決意をかためあいました。
 本日16日は、昨日に続いて各界連絡会が朝から夕方までの座り込み、昼休みと14時からの議員面会所における抗議行動を展開。
17時からは1800人を超える市民がよびかけた「第2波ヒューマン・チェーン」に5000人が集合。衆議院第一議員会館から参議院議員会館前までぎっしりと埋めつくし、キャンドルを高くかかげ手をつなぎあって、リレートークと国会に向けて怒りのコールを繰り返しました。
18時からの30分間は「教育基本法の改悪をとめよう全国連絡会」と「ヒューマン・チェーン」が時間と場所を共有して行動を展開、全国連絡会は19時まで抗議行動を続けました。
 同時に、野党4党の衆・参両院議員は共同して国会内で緊急抗議集会をひらき、16時半からは4党の幹事長・書記局長がそろって有楽町・マリオン前で街頭演説会を行い、改悪法案阻止を訴えました。
マスコミを含め世論を大きく動かした力を確信に
参議院で必ず廃案にしよう!

★明日17日は、議事運営委員長の職権で10時から参議院本会議を開会、法案の趣旨説明と特別委員会(35名)の設置が行われます。
この間、世論は大きく変わっています。全国草の根の活動が切り開いてきた新しい到達点です。ひきつづき力をたくわえつつ、参議院で何としても廃案に追いこみましょう。

……


投稿者 管理者 : 2006年11月17日 00:00

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