個別エントリー別

« 科研費、不正使用の新たな防止策を通知 文科省 | メイン | デジハリ大など株式会社大学に運営上の問題 是正求める »

2006年11月29日

教育論議、負の面も考えて!=産構審

http://book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20061128-1

 産業構造審議会(経済産業相の諮問機関)の基本政策部会は17日、経済成長を支える人材育成・供給の基礎となる「教育」をテーマに議論した。学校現場を訪れることが多いある委員は、注目を集めている公立小中学校の学校選択制について、「(学校選択制に熱心な)東京都品川区では良い面ばかりがクローズアップされるが、評価の厳しい品川に先生が行きたがらない『品流し』という現象が起きている」と指摘。「子どもが登校する朝8時から下校時まで、コーヒー1杯も飲む余裕がない」といった教員の声も披露され、「こうした負の面も考える必要があるのではないか」と問題提起された。
 別の委員は「大学の経済学部で使うテキストが、大学院では門戸を広げて人を集めるようになった結果、院生には(理解不足で)使えないという現象が起きている」と報告し、出席者を驚かせる場面も。ある幹部は「(国会や官邸など)いろいろな座敷で教育が取り上げられているが、人材を育成しないと成長もない。産構審でも、企業が求める人材供給がなされているか、企業の側に反省点はないのかという観点から議論したい」と意気込む。

投稿者 管理者 : 2006年11月29日 00:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi4/mt/mt-tb.cgi/2720

コメント