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2006年12月11日

立命館への市立岐阜商業移管案、市議会が反発 「経緯分からない」と批判集中

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20061209/mng_____sya_____018.shtml

 市議会に黙って自治体首長と秘密裏に,公立高校の移管話を進めるのは,立命館大学の常套手段。はやり,守山市の場合と同じであったか。

岐阜市議会が反発、立命館移管案「経緯分からない」

 学校法人立命館(京都市)が岐阜市に市立岐阜商業高校の移管を提案している問題で、細江茂光市長が年内にも連携・協力の可能性を研究協議する覚書の締結を目指す姿勢を示していることについて、8日開かれた市議会文教委員会では「経緯が分からない」などと批判が集中した。成原嘉彦助役は「議会の意見を聞いて慎重に対応させていただく」と発言。覚書の年内締結が見送られる公算が大きくなった。

 出席委員からは「立命館ありきではないか」などと不信感をにじませる質問が噴出。成原助役が移管提案が口頭でなされたことを明かすと「急いで覚書文書を作る必要はない」と反発の声が上がった。「覚書を結べば向こう(立命館)の思い通りになってしまう」「財界やOBにはいろんな思いがあり、話の持って行き方が間違っている」との懸念も示された。

 成原助役は、市と立命館のトップ同士が2年半前から複数回にわたり、大学の在り方や連携などを話し合ってきた経緯を説明のうえ「情報伝達ができず、おわびを申し上げる」などと陳謝した。

 文教委は11日までに各会派の意思確認をする方針。市議の一人は「ブランド校と関係を築くのであれば、煮詰まった段階で公募などの方法をとればいい」と今回の手続きに疑問を示した。

立命館:岐阜市進出、年内見送り

毎日(12/09)

 学校法人立命館(京都市)が岐阜市立岐阜商業高校を移管して同市に進出を図っている問題で、成原嘉彦助役は8日、細江茂光市長が年内に同法人と締結したいとしていた連携・協議に関する覚書について「慎重に対応していきたい」と述べ、年内締結を見送る意向を示唆した。

 成原助役はこの日の市議会文教委員会の冒頭で、事前に議会側に説明がなかったことを「情報の伝達に配慮が足らなかった」と陳謝。「議会軽視だ」と反発する委員に対し、「日程的にタイトだった」と弁明した。……

立命館中高一貫校 『市の教育知名度が向上』 岐阜市議会 市長が見解 拙速指摘に『約束ない』

■中日新聞(2006/12/07)

 【岐阜県】岐阜市議会定例会は六日、一般質問で井深正美(共産)、田中倫子(無所属ク)、山口力也(公明)、高橋寛(市民ネットク)、堀田信夫(共産)、大前恭一(公明)の六氏が登壇、学校法人立命館への市立岐阜商業高校譲渡問題などについて市の考えをただした。ただし井深氏は発言開始直後に体調を崩し退席、質疑答弁はなされなかった。

 【立命館大の中高一貫校】
 山口氏、堀田氏の質問に対し、細江茂光市長は「岐阜市の教育の知名度が上がる」と協議を始めた理由を明らかにした。
 幅広く議論するための覚書を年内に結ぶ方針を示すなど、議論が拙速との指摘には「(大学側との事前の)約束事は全くない」と答弁。譲渡の可能性が浮上した市岐阜商関係者への対応については「協議の進展に合わせ、適宜、説明しないといけない」と述べた。
 議会側への根回しがなかったとの批判には、今後、検討委員会などが設置されれば、その場で取り組む考えを強調した。


投稿者 管理者 : 2006年12月11日 00:07

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