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2006年12月13日

シンポジウム、教育基本法の理念―改定に抗する大学人有志の連帯アピール―

■「意見広告の会」ニュース384より

シンポジウム 12/14
教育基本法の理念――改定に抗する大学人有志の連帯アピール――


 教育基本法の改定に対して、私たち「大学人」は、自由と民主主義の危機のみならず、日本国憲法体制を根底から否定し平和を破棄する暴挙であると判断しました。そこで、同様の危機意識を持っている「大学人」で、教基法改定に反対するネットワークを作り、去る11月14日に各大学の「改定反対アピール」をマスコミに向け発表しました(15日付の朝日新聞等で報道)。
 残念ながら、衆議院での可決を食い止めることは出来ませんでしたが、参議院での可決成立をさせないように最後まで抗する声をあげたいと思います。私たちは、大学人として、また人間としての使命と理想に基づき、以下のようなシンポジウムを企画しました。
 まずは、新渡戸稲造・南原繁・河井道といった思想家に遡って、教育基本法の制定の理念を想起しつつ議論を提起します。そして、各大学有志からの反対声明などの声を全国的に結集したいと思います。

【日時】12月14日(木)18時30分開始
【場所】東京大学 教育学部1F 156教室
  <交通>地下鉄丸の内線 「本郷三丁目」駅下車徒歩5分
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_09_01_j.html

第1部:教育基本法の理念と改定案批判

【シンポジスト】
湊晶子(東京女子大学学長)
石井摩耶子(恵泉女学園大学元学長)
藤田英典(国際基督教大学教授、東京大学教育学部元学部長、教育改革国民会議元委員)
小林正弥(千葉大学教授)

【論題】
1.改定案の「公」「公共」をどう考えるか。
2.教育基本法を改定したら教育はどうなるか。
3.新渡戸稲造・南原繁・河井道の教育理念。
4.憲法改定、平和主義廃棄へとつながる危険性。

第2部:各大学有志の声
   各大学の改定反対声明など

※湊氏のコメントは、『朝日新聞』12月6日付に掲載されております。
また、恵泉女学園大学HPに木村学長のコメントが掲載されております
http://www.keisen.ac.jp/univ/greet/message/index08.htm
また、記者会見の内容や各大学の反対アピールは、次のサイトに掲載しております。
http://global-peace-public-network.hp.infoseek.co.jp/kyouki-hou.htm

【連絡先】
竹内久顕(東京女子大学) E-mail: takeuchi-edu@memoad.jp

投稿者 管理者 : 2006年12月13日 00:00

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