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2007年01月11日

官製談合の視点から訴える~杉並区教科書採択取り消し裁判

janjan
 ∟●官製談合の視点から訴える~杉並区教科書採択取り消し裁判

官製談合の視点から訴える~杉並区教科書採択取り消し裁判

扶桑社版教科書採択における手続きの違法性を問う裁判

 2006年12月20日、杉並区扶桑社版教科書採択に関する違法な公金支出の無効を求める裁判の第1回口頭弁論が、東京地裁606法廷で開かれました。この裁判に先立って、杉並区住民は同じく教科書問題で安倍晋三氏を提訴していますが、今回の裁判は被告を杉並区長とし、採択において使われた公金の違法支出で訴えています。問題の教科書は2005年8月に採択、2006年度から杉並区の中学生に配布されすでに使われているもの。裁判は、教科書のイデオロギーを問うものではなく、採択手続きにおいて違法性がなかったかどうかを問うものでした。筆者は、杉並区住民として大きな関心をもって傍聴しましたが、裁判は、手続きの違法性に気づかせるばかりでなく、裁判所というものが決して私たち庶民と遠いものではなく、市民意見を汲み上げる身近な場所であること、市民が主権者としてふるまうことの重要性に気づかせるものでした。……


投稿者 管理者 : 2007年01月11日 00:01

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