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2007年01月18日

「ホワイトカラー・エグゼンプション」 米の実態

JanJan
 ∟●「ホワイトカラー・エグゼンプション」 米の実態

 最近、日本のマスコミが報じている「残業代ゼロ法案」(※編集部注)という言葉を見て、一瞬、何のことだかわからなかった。そして「ホワイトカラー・エグゼンプション」という言葉で、日頃から疑問に思っている米国の従業員区分のことだと気がついた。

 米国の従業員区分は、1938年に制定された公正労働基準法の適用が法的に免除(エグゼンプト)されるか、義務付けられるか(ノン・エグゼンプト)で分けられる。公正労働基準法は、適正な労働条件維持の目的で定められ、連邦最低賃金(現在は時給5ドル15セント)の保障、週40時間を超えた労働時間については賃金額を1.5倍にすることが含まれている。

 エグゼンプトは、管理職、専門職、一部の営業職(主に歩合給が支給される者)、行政労働者、一部のコンピュータ労働者である。法の主役は普通の労働者の権利保護で、明らかにこうした権利保護が不要あるいは実情に合わない場合は、法の適用から除外しましょうというのが、エグゼンプトである。……


投稿者 管理者 : 2007年01月18日 00:00

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