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2007年04月03日

2006年度高校教科書の検定結果について

俵義文のホームページ
 ∟●【談話】2006年度高校教科書の検定結果について

【談話】2006年度高校教科書の検定結果について

2007年3月30日 俵 義文(子どもと教科書全国ネット21事務局長)

 2007年3月30日、文部科学省は2006年度高校教科書の検定結果の一部を公開した。06年度の検定は、98年改訂の学習指導要領による2回目の検定であり、改訂版が中心である。ただし、1989年の検定制度改悪によって「改訂検定」が廃止されているので、改訂版も全て新規検定扱いとなり、文科省が前回検定合格した記述にも検定意見をつけて修正・削除を求めることが可能になっている。高校の場合は3年間検定が行われるが06年度は2年目であり、主として2年生以上で使用する教科書が対象である。

1.今回の検定に申請された図書は205点で、これは4年前(2002年、検定周期は4年)の246点と比べると17%減っている。検定意見数は平均26(05年度平均33)で4年前の29よりやや減っている。その中で、地理歴史科の38、理科の120という異常な多さが目につく。地歴科では世界史Bの42、地理Bの79、理科では物理||58、化学||94、生物||263というのが意見数の多さで際立っている。これらの教科で重点的な検定がおこなわれたのではないかと思われる。……


投稿者 管理者 : 2007年04月03日 00:01

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