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2004年04月10日

都立大学の経済学コースはどうなるのか

大学改革日誌(永岑教授)−最新日誌 2004年4月9日(6)より

 都立大学のCOE教員に関する新しい情報を得た。紹介しておきたい。痛々しいのは、行政当局の圧力のもと、COEグループの孤立化である。「3月4日:都庁は突然新理事長との話し合いを中止にすると言い、翌日5日までに確認書を提出しなければ新大学には移れないと通告。ここで理学部、人文学部の多くは確認書を提出。私達のグループだけが孤立」と。対立的状況が先鋭化してくるなかでの行政当局(権力側)による少数者切捨ての力学は、ホロコーストの力学[1]と同じである。ホロコーストの論理と力学はけっして過去のこと、他所の国のことではない。ユダヤ人が迫害され、引っ立てられていくのを傍観した「普通のひとびと」がたくさんいた。さて、現在の大学人は?

各位:クビ大経済学コース設置断念に至るいきさつを記したページを発見しました。渡辺隆裕氏(都立大COEメンバー)の手になるものです。

都立大学経済学コースの今後:
http://www.nabenavi.net/kubi/kubi1.htm 

投稿者 管理者 : 2004年04月10日 00:03

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