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2004年05月13日

神戸大、中期目標・計画原案 人件費削減

神戸新聞朝刊(5/12)より

国立大中期目標・計画原案
数値目標半数が明記

神大は人件費削減

 文部科学省の国立大学法人評価委員会は十一日、四月から法人化した国立大八十九校が提出した今後六年間の教育・研究と運営の指針「中期目標・中期計画」の原案を了承した。
 昨年秋に提出した素案段階に比べ、特許取得数や公開授業の時間数などの数値目標を書き込んだ大学が三十七校増え、目標の達成時期を追加した大学も三十二校に上った。この結果、最終的に数値目標や達成時期を明記した大学は、それぞれほぼ半数に達した。
 河村建夫文科相は週内にも正式な中期目標として決定。各国立大はこれに基づき二○○九年度までの六年間、達成状況に対する評価を受ける。評価は国からの運営費交付金額に反映される。
 兵庫県内では神戸大が、これまで進めてきた産学官民連携を踏まえ、外部からの研究資金の獲得額を「歳出決算額の15%程度まで増やす」とした。兵庫教育大は「毎年三件以上のプロジェクト研究」とした数値目標を盛り込んだ。経費削減では、神戸大が二〇〇五年度から人件費の削減に取り組み、兵庫教育大は電子メールを活用した事務のペーパーレス化などで、管理経費を二〇〇九年度までに「5%削減する」としている。


投稿者 管理者 : 2004年05月13日 00:00

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