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2004年06月05日
公務員制度改革(自民案決定) 能力等級制区分を5等級に簡素化 「天下り」の内閣承認制など
毎日新聞(6/04)より自民党の公務員制度改革委員会(委員長・片山虎之助前総務相)は4日、簡素化した能力等級制の導入や「天下り」の内閣承認制を柱とする公務員制度改革案をまとめた。来週にも公明党と協議し、与党案とする。政府はこれを受けて現行の「公務員制度改革大綱」を見直し、次期国会への法案提出を目指すが、能力等級制導入に反発している連合などとの調整が進むかどうかが焦点になる。
公務員制度改革をめぐっては政府が01年12月、各省庁が課長級以下の職員を「能力評価」に応じて11等級に区分し、給与格差をつける能力等級制導入を柱とした「公務員制度改革大綱」を決めた。しかし、等級を分ける能力評価システムのあり方などをめぐって、人事院や連合との調整が難航し、法案を提出できない状況が続いている。
自民党の改革案は、大綱で11等級だった能力等級制区分を5等級に簡素化。天下りの事前承認権は「閣僚」を「内閣」全体に変えて厳格化した。
[同ニュース]
■公務員制度改革の基本方針、自民が了承(読売新聞6/04)
■天下りチェックに内閣関与を 自民党の公務員制度改革委(朝日新聞6/04)
投稿者 管理者 : 2004年06月05日 00:07
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