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2004年06月05日

「自民党憲法調査会」改憲素案、前文全面書き換え、「権利ばかり主張する傾向がある」ため「利己主義的風潮を戒める必要性」を明記

毎日新聞(6/04)より部分抜粋

 自民党が来年11月の党大会で公表する「憲法改正草案」のたたき台となる同党憲法調査会(保岡興治会長)の素案が3日、明らかになった。憲法前文を全面的に書き換え、(1)利己主義的風潮を戒める必要性(2)一国平和主義の誤りを正す必要性(3)健全な愛国心−−などを盛り込むことをうたっている。文言などの最終調整を行ったうえで、同調査会の全体総会で近く正式決定する。

 前文改正案は、現行憲法が3原則として掲げる「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の理念は堅持しながら、現代社会が抱える問題点を意識しながら書き換える。

 利己主義的風潮の戒めは「権利ばかり主張する傾向がある」との意見が多数出されたことを踏まえた。一国平和主義を否定して、国を挙げて国際平和を推し進める姿勢を強調、愛国心は「品格ある国家を目指す」との狙いがある。

 このほか、9条改正案は、自衛のための戦力の保持を明記するほか、(1)集団的自衛権を含む自衛権の行使(2)国際貢献(3)集団安全保障−−などへの「戦力」の活用を盛り込む。非常事態における国家権力の円滑な行使の必要性も求めている。…

[同ニュース]
憲法「全面改正が必要」自民チーム論点整理案(読売新聞6/04)
自衛戦力保持の明記求める 自民の憲法改正論点整理案(朝日新聞6/04)

投稿者 管理者 : 2004年06月05日 00:07

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