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2004年06月09日

鹿国大解雇無効訴訟 元学長と原告教授を証人尋問 鹿地裁

 6月7日,鹿児島地裁にて,鹿児島国際大学解雇事件第11回口頭弁論が開催された。今回の口頭弁論では被告側から現理事長(元学長)の菱山泉氏と原告側田尻利氏が証人尋問に立った。2人の証言等の内容については,別途,報告したとい思います。

南日本新聞(6/08)より

 鹿児島国際大学から二〇〇二年に懲戒解雇された教授三人が、運営する津曲学園に解雇無効と教授としての地位確認などを求めた訴訟の口頭弁論が七日、鹿児島地裁(高野裕裁判長)であった。当時学長だった菱山泉理事長と原告の教授一人が証人尋問に答えた。
 菱山理事長は、三教授の解雇理由とした教員の公募採用問題に関し、「(三教授は)業績が適当でない人を教授会に推薦し、採用させようとした。教員人事は大学の生命線。懲戒解雇もやむを得なかった」と主張した。
 原告の田尻利教授は「推薦した教員とは面識があったが、選考委員会が開かれるまで応募していることを知らなかった」などと証言。採用手続きの正当性を訴えた。
 解雇された三教授は、同地裁に地位保全などの仮処分を申し立て、認められている。


投稿者 管理者 : 2004年06月09日 00:38

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