個別エントリー別

« 自衛隊イラク派兵差止訴訟(名古屋地裁)第1回口頭弁論 原告「意見陳述書」(全文) | メイン | 産学連携にも成果主義−給与・研究費、実績に連動、大学、導入へ評価法検討 »

2004年06月22日

大学文学教育、必要性を訴え、学長経験者らシンポ

日本経済新聞(2004/06/21)より

 全国の大学で文学部の改組や国文学科の改称が進んでいることを受け、全国大学国語国文学会がこのほど、「大学における人文学研究をいかに守るか」というテーマでシンポジウムを開いた。
 山崎一穎(かずひで)・跡見学園女子大学長や神作(かんさく)光一・元東洋大学長は、志願者確保のため学部・学科の改組・改称に取り組んだ経緯を説明。社会にPRするためには他ジャンルとの共同研究を積極的に進める必要があるとの意見も出た。
 北原保雄・前筑波大学長は、文学的教養を身に付けたいと考えている企業経営者が多いことを指摘、「世の中全体が教養を求めていることを受け止めなければならない」と訴えた。同会代表理事の中西進・京都市立芸術大学長も「文学教育を教養教育として大学では必須にすべきだ」と述べた。


投稿者 管理者 : 2004年06月22日 00:09

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1261

コメント