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2004年07月16日

関西医大に2審も賠償命令 研修医の過労死訴訟

共同通信(7/15)

 関西医大病院(大阪府守口市)の研修医森大仁さん=当時(26)=が死亡したのは過酷な勤務が原因として、大阪府堺市の両親が同医大に約1億7200万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は15日、約1億3500万円の支払いを命じた1審大阪地裁判決を変更、賠償額を約8400万円とした。

岡部崇明裁判長は、1審に続き過酷な勤務と死亡との因果関係を認め、大学側が安全配慮義務を怠ったと判断。賠償額を減額した理由については「森さんにも健康管理に配慮を欠いた面があった」と述べた。

判決によると、森さんは1998年3月に同医大を卒業。6月から同医大病院耳鼻咽喉(いんこう)科の研修医となったが、8月16日午前零時ごろ、自宅マンションで急性心筋梗塞(こうそく)のため死亡した。

[同ニュース]
自分の健康管理にも問題=賠償額を減額−研修医過労死訴訟・大阪高裁(時事通信7/15)

投稿者 管理者 : 2004年07月16日 01:10

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