個別エントリー別

« 東洋大助教授白石真澄氏−戦争の意味を問う、イラク女性の日記(私の本棚) | メイン | セクハラで教員処分 国際医療福祉大、懲戒解雇 »

2004年07月17日

イラク邦人人質解放3カ月 「自己責任」検証今も 近くシンポや劇 

北海道新聞(7/16)より部分抜粋

 イラク日本人人質事件で人質が解放されてから三カ月。人質バッシングにつながった自己責任論などを検証する動きは今も盛んだ。シンポジウム「いま問い直す『自己責任論』」が近く東京で開かれるほか、事件を主題にした劇も十五日から東京で上演されている。人質事件の被害者や救出を訴えた支援者らが執筆した本も品切れ状態だ。

 シンポジウムは、東大教官有志らがつくる「イラクから帰国された五人をサポートする会」が二十四日午後三時から文京区の東大経済学研究科で開く。作家高橋源一郎さんら三人が、事件の被害者を「反省しろ」「迷惑」などと批判する根拠となった自己責任論に反論を加える。

 高橋さんは、人道支援目的でイラクへ行った被害者たちの行為こそ日本の名誉を高めるとの視点で講演。社会制度の中の「責任」の意味を研究している滝川裕英・大阪市立大助教授(法哲学)は、自己責任論が噴き出した背景を掘り下げる。元読売新聞記者のジャーナリスト山口正紀さんは「自己責任とメディアの責任−読売新聞の報道責任を問う」と題し、人質批判を展開した一部マスコミを非難する。…


投稿者 管理者 : 2004年07月17日 00:15

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/1464

コメント