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2004年09月18日

君が代予防訴訟 「指導要領は憲法の下位」−口頭弁論で原告側

毎日新聞(9/17)

 卒業式や入学式で「日の丸」に向かって起立し「君が代」を斉唱する義務がないことの確認を求め、都立高教員らが都と都教委を提訴した「予防訴訟」の第5回口頭弁論が16日、東京地裁であった。原告側は裁判所に提出した上申書に基づいて、戦前教育の誤りや、教育法を教育の本質に沿って解釈する必要性などについて意見を述べた。
 原告側は上申書で「学習指導要領は、憲法、教育基本法、学校教育法、同法施行規則の下位に位置する」と指摘し、上位の法に適合するものでなければならない点を強調し、法的拘束力を持つことの功罪を検証すべきだと主張した。尾山宏弁護団長は、卒業式や入学式での秩序について「強制によって成り立つ秩序は民主主義とは縁もゆかりもない。この点をどう考えるかは、その人が民主的な思想を有しているかどうかのリトマス試験紙だ」と述べた。


投稿者 管理者 : 2004年09月18日 01:11

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