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2004年10月21日

首都大・理事長予定者「バカでもチョンでも…」発言−応援団設立総会

毎日新聞地方版(2004/10/20)

 来春開学予定の「首都大学東京」をサポートする会員制クラブ「the Tokyo U―club」が19日、都庁で設立総会を開いた。会長に就任した高橋宏・理事長予定者はあいさつの中で「大学全入時代、学校さえ選ばなければバカでもチョンでも、そこそこの大学に入れる時代が3年後に来る。首都大学東京は世界の共通の財産。有識者の声を反映した、いい大学にしたい」と発言した。「チョン」は韓国・朝鮮人に対する差別的表現とのとらえ方もあり、今後、批判が出る可能性もある。
 また、石原慎太郎知事は祝辞で都立大のCOE返上問題に触れ、「一部のバカ野郎が反対して金が出なくなったが、あんなものどうでもいい」と述べた。都立大でフランス文学やドイツ文学を担当する教員に首都大の構想に批判的な教員が多いことに関して「フランス語は数を勘定できない言葉だから国際語として失格しているのも、むべなるかなという気がする。そういうものにしがみついている手合いが反対のための反対をしている。笑止千万だ」と話した。

首都大学東京 都庁でサポートクラブ設立総会

産経新聞東京(2004/10/20)

 都立四大学を統合して来年四月に開学予定の「首都大学東京」をサポートする「the tokyo U−club(ザ東京ユークラブ)」の設立総会が十九日、都庁で開かれた。
 U−clubは首都大に都民の声を伝えたり、同大の学生にインターンシップの場を提供することなどを目的に設立。経団連の奥田碩会長や味の素の江頭邦雄社長、都幹部職員ら計百五十五人が発起人。
 設立総会では、首都大理事長予定者でU−club会長の高橋宏氏が「三年後には大学全入時代を迎え、大学間競争が激化する。いい大学をつくるという目的に向かってやっていきたい」とあいさつした。
 石原慎太郎知事は祝辞で、新大学構想に反対する教員が首都大に移行しないために、都立大が経済分野の「21世紀COEプログラム」の継続を断念したことに触れ、「一部のバカ野郎が反対して文部科学省との関係が切れたが、あんなものはどうでもいい。反対のための反対しかできなかった連中で笑止千万。何の痛痒(つうよう)も感じない」と述べた。


投稿者 管理者 : 2004年10月21日 01:15

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» フランス語は国際語として失格! from hongming漫筆・看書録
 首都大・理事長予定者「バカでもチョンでも…」発言という記事が毎日新聞の都民版にあったのを発見。見出しは、「首都大・理事長予定者「バカでもチョンでも…」発言」。 『「チョン」は韓国・朝鮮人に対する差別的表現とのとらえ方もあり』とあるが、どうも「ちょん」... [続きを読む]

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» 石原慎太郎の算数と国語 from 壊れる前に…
「フランス語は数を勘定できない言葉だから国際語として失格しているのも、むべなるかなという気がする。そういうものにしがみついている手合いが反対のための反対をしている。笑止千万だ」 東京都立大を解体し「首都大学東京」を新たに設置する動きの中で、都立大で... [続きを読む]

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