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2004年10月28日

セクハラ停職処分 鳥大助教授が控訴

大阪読売新聞(2004/10/27)

 女子学生にセクハラ行為をしたとして停職処分を受けた鳥取大工学部の助教授(54)が、処分後も不当な扱いをされたとして損害賠償を求め、地裁が大学に110万円の支払いを命じた訴訟で、原告側は二十六日までに、判決を不服として広島高裁松江支部に控訴した。
 今月十二日の一審判決で、地裁は「講義などを禁じた業務命令は、良好な教育研究環境を確保、提供する目的で、懲戒処分とは認められない」とし、原告側の「復職後に受けた業務命令は二重の懲戒処分で違法」との主張を退けた。その一方、「一年十か月にわたって研究活動を禁止し、机もいすもない部屋で実質的に隔離した状態は、原告が受け入れられる限度を超えている」などとした。
 同大学は控訴しない方針で「控訴文を読んでいないのでコメントできない」としている。


投稿者 管理者 : 2004年10月28日 01:23

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