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2004年11月04日

ニッパツ、横国大と包括提携―市大とも共同研究

日本経済新聞(2004/11/03)

 ばね大手のニッパツは二日、横浜国立大学、横浜市立大学とそれぞれ包括的な産学連携協定を結ぶと発表した。新技術の共同研究だけでなく人材交流など幅広い分野で協力する。研究開発機能の強化を狙うニッパツと、民間企業のニーズ把握や研究成果の社会還元拡大を目指す大学側の思惑が一致した。
 共同研究のテーマは個別に決める方針で、横浜国大とは工学や環境・情報系の大学院と連携した新技術開発が中心となる見通し。横浜市大とは医学部や理学部と組んで人工関節などの研究開発を検討していく。
 同社が技術者を大学へ講師として派遣したり、学生をインターンシップ(就業体験)で受け入れたりするなど人材交流でも協力する。十二日に包括提携の協定を調印する。
 両大学が企業などと包括提携するのは、いずれもニッパツで四件目。ニッパツの本社は横浜市内にあり、これまでも横浜市大と分子ばねの共同開発に取り組むなど個別に交流してきた。
 包括提携により、外部からの研究資金獲得や人材確保を通じた大学経営の自立化、地域社会への貢献などにつなげる狙いがある。

投稿者 管理者 : 2004年11月04日 00:37

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