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2004年11月17日

指導力不足教員の報告強要=「各校1人以上挙げよ」-愛媛県教委

時事通信(11/16)

 生徒への指導力に欠ける指導力不足等教員の申請制度をめぐり、愛媛県教育委員会が今年4月、県立63校の校長に対し、指導力不足教員の候補を各校1人以上挙げるよう通知していたことが16日、分かった。県教委は「画一的なやり方で無理な一面もあった。見直しも必要と考えている」としている。 


[同ニュース]
力不足の教員選び強制? 各校1人以上と報告求める(共同通信11/16)

「指導力不足」で研修命令、兵庫県立高教諭が取り消し求め提訴

毎日教育メール(11/15)

 生徒への教育指導とは関係のない問題で「指導力不足教員」と認定され、研修を命じられたのは不当だとして、兵庫県内の県立高校に勤務する30歳代の男性教諭が県教委を相手取り、命令の取り消しと慰謝料など550万円の損害賠償を求めて神戸地裁に提訴したことが分かった。原告側は「県教委の認定は指導力不足教員の要件を欠いており、手続きは違法」と主張している。

 兵庫県は今年度から、学習指導や学級経営、生徒や保護者との人間関係づくりなどに著しい問題を抱える教員を対象に、指導力向上のための研修制度を開始。同県内ではこれまでに3人が研修を命じられている。

 訴状などによると、男性教諭は1993年4月に採用され、97年4月から現在の高校に勤務。同校で、出勤簿に印鑑を押さない▽職員室とは別の休憩室で仕事をしている――など服務上の改善を校長から求められた。学習指導に関する指摘はなかったのに県教委は今年7月、第三者機関の判定委員会の審議結果に基づき指導力不足教員と認定。8月から来年3月までの研修を命じた。


投稿者 管理者 : 2004年11月17日 00:54

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