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2005年01月11日

大阪府立大、「法人での基盤研究費(旅費等含む)は年間25万円/教員」

大阪府大学教職員組合
 ∟●大阪府大学教職員組合書記局ニュース NO 274

2005年 1月6日
「法人での基盤研究費(旅費等含む)は年間25万円/教員」

 新年あけましておめでとうございます。
いよいよ本年4月から大阪府立大学は公立大学法人に移行します。
法人化を前にして、多くの問題が明らかになりつつあり、また、未解決の事項が山積みです。
 昨年12月20日づけで部局長宛に通達された「平成17年度教育研究予算の編成にあたって(素案)」という文書の中には、「これまでの基盤研究費は抑制的に扱うものとする。」、「教育研究費は基盤研究費25万円/教員を基本とする。」、「学生教育経費は金額の大きい実験系ですら、年間「修士80,000、学部20,000 」とあります。
 もし教育研究費が基盤研究費25万円/年/教員とする素案が確定されるようなことがあれば、教育研究活動や学生サービスが大きくレベルダウンすることになり、大学の活動に大きな悪影響を与えることになります。
 これまで設置者は、労働条件は従来どおりを維持するとしています。府大教は、教員の業務に大きな影響を持つ教育研究費も、重要な勤務労働条件のひとつであると考え、当局に算定基準の明確な説明を求め、教育研究条件の向上のために交渉していく予定です。

 府大教は、一人でも多くの組合員の声を背景に、よりよき労働条件、教育研究条件の獲得に向けて努力してまいりますので、本年もよりいっそうご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。


投稿者 管理者 : 2005年01月11日 00:29

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