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2005年01月18日

道が札医大の公立大学法人化へ向け「札医大改革推進本部」を設置

サラネット(1/17)

 2007年4月に公立大学法人に移行する札医大 大学設置条例に相当する「公立大学法人定款案」は2005年末までに策定。

 道は2007年4月までに札医大(今井浩三学長)を公立大学法人に移行させる方針を固め、1月に道本庁内に吉澤慶信副知事を本部長に据えた「札医大改革推進本部」を設置。公立大学法人化に向けた準備作業に取り掛かる。

 推進本部は吉澤副知事のほか道の総務、保健福祉部長、札医大の今井学長らで構成。移行後の教育カリキュラムや組織体系などをまとめた中期目標(6年間)を作成するほか、従来の大学設置条例に相当する公立大学法人定款の策定、職員の身分変更に伴う新たな人事制度の構築などを検討する。

 これらの検討には札医大内に組織される「札医大法人化検討員会」(委員長・今井学長)と連携。検討内容が広範なため、法人化を先行実施している横浜市立大学などの動向も参考とする。

 05年内までにまとめる定款案には公立大学の設置目的のほか、中期目標の達成度をチェックする法人評価委員会の設置、経営体制を担う理事や役員の定数、運営組織となる経営審議機関と教育研究審議機関の設置が規定される。

 定款は地方独立行政法人法に基づき、道議会の議決と所管官庁である総務、文部科学両相への認可申請が必要とされている。このことから、06年2月の道議会で議決後、両者に認可申請、07年4月での移行を目指す。


投稿者 管理者 : 2005年01月18日 00:22

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