個別エントリー別

« その他大学関係のニュース | メイン | 岩手大授業料値上げ 年間1万5千円 »

2005年01月23日

札幌市立大学長の内田教授就任、市が要請を断念

北海道新聞(1/22)

 札幌市の上田文雄市長は二十一日の記者会見で、二○○六年四月開学予定の札幌市立大学(仮称)の学長予定者に起用する方針を固めていた北大大学院経済学研究科長・経済学部長の内田和男教授(58)への就任要請を断念したことを明らかにした。

 市の大学設置準備委員会委員長を務める内田教授が、市が水面下で進めた学長予定者選びの経緯などに疑問を抱いたことが原因とみられる。文部科学省への大学設置申請が四月に迫る中、学長選びは白紙に戻った。上田市長は「(内田教授への就任要請は)ないし、これからもない。早急に(予定者を)決め、その時点で公表したい」と述べた。

 内田教授は市立高等専門学校・高等看護学院の大学化懇話会の○一年発足時から市立大学構想にかかわり、○三年に大学設置準備委員会が設置されると同時に委員長に就任。大学運営にも深い見識を持つことから、市は学長への起用方針を固めていた。

 内田教授は「(名前が浮上した後)市側に『自分自身もいろいろ情報整理をしたいことがある』とはお伝えした。大学設置準備委員会の委員長については、職務を全うしたい」と話している。

 学長起用をめぐっては昨夏、内定していた名古屋市立大大学院教授の川崎和男氏が辞退した経緯がある。


投稿者 管理者 : 2005年01月23日 01:09

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://university.main.jp/cgi311/mt/mt-tb.cgi/471

コメント