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2005年01月25日

下宿大学生、34%が奨学金頼み 全国大学生協連調査

朝日新聞(1/24)

 親元を離れて暮らす大学生の34%が奨学金を受け取っていることが、全国大学生活協同組合連合会が24日に発表した04年の学生生活実態調査でわかった。奨学生の割合は94年以降20%台で推移してきたが、02年に3割を超え、04年は2ポイント増えた。仕送りやアルバイトの減収を奨学金で補う形だ。

 04年10~11月に40大学約9600人を調査、このうち下宿で暮らす大学生約4700人(49%)の回答を集計した。

 奨学金の月額は「5万円以上7万円未満」が53%、「7万円以上10万円未満」と「10万円以上」が11%。10万円以上が増えるなど全体に高額化している。

 下宿している大学生の平均収入は月13万2500円。内訳は、仕送りが8万5700円、アルバイトが2万2500円で、ともに減少傾向だ。奨学金は2万100円で、初めて2万円台になった。



大学生の奨学金、過去最高額に…生活一段と厳しく

読売新聞(1/24)

 大学生が受給している各種奨学金の合計額は3年連続で過去最高を更新し、親元から離れてアパートなどで暮らす学生(自宅外生=寮生を除く)が月額2万100円、自宅生が同9500円に上ることが24日わかった。

 調査した全国大学生活協同組合連合会(東京)は「親元の家計の苦しさを反映し、大学生の生活も一層厳しさを増している」と指摘している。

 昨年10、11の両月、全国40大学の学生を対象に調査し、約9600人(国公立大生60・8%、私大生39・2%)から回答を得た。

 自宅外生の月収は13万2490円で、内訳は〈1〉仕送り(8万5650円)〈2〉アルバイト収入(2万2500円)〈3〉奨学金――の順。仕送りは過去最高だった1996年に比べ1万6590円、アルバイト収入も過去最高だった92年に比べ4350円減り、奨学金の受給増でそれぞれを補っている形だ。


投稿者 管理者 : 2005年01月25日 00:21

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