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2005年01月26日

福岡県立大アカハラ問題 県弁護士会に救済申し立て 被害の女性教授

西日本新聞(1/25)

 福岡県田川市の県立大でアカデミック・ハラスメント(大学内の地位を利用した嫌がらせ)があったとして、看護学部長と男性教授が同大から厳重注意処分を受けた問題で、被害者の女性教授が二十四日、「処分は極めて不十分。大学設置者の県にも責任がある」として、県弁護士会人権擁護委員会に人権救済を申し立てた。同委員会は二月に調査する必要があるかどうかを判断するという。

 申立書によると、同学部では二〇〇三年四月以降、アカハラがあり、昨年三月、女性教授を含む教員四人が学内の人権委員会に被害を訴えた。ところが調査結果が出る昨年十二月まで保護はなく、報復行為で四人のうち二人が退職、一人は病気療養したという。また「県からは(学内の調査委員会に)もみ消しの圧力があった」と訴えている。

 同学部長は「反省しているが、処分が軽いとは思わない」と反論。県私学学事振興局は「大学に『早く調査した方がいい』と助言はしたが、それ以上のことはしていない」と主張している。


投稿者 管理者 : 2005年01月26日 00:39

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