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2005年02月05日

緊急情報「女性国際戦犯法廷」とNHK・ETV特集 東京大学本郷キャンパス集会

■「意見広告の会」ニュース247(2/05)

緊急情報「女性国際戦犯法廷」とNHK・ETV特集 東京大学本郷キャンパス集会

主催者からのお知らせ

至急、明日5日の東大本郷キャンパスでの集会の直前情報とお願いをお知らせします。

1.NHK・ETV特集については著作権の関係で上映を断念せざるを得なくなりました。
 この3日ほどの間、VAWW-NET ジャパンは代理人弁護士の専門的意見も聴取しながら、NHK側とETV特集の上映に絡む著作権の解釈をめぐって、協議を続けてきましたが、NHK側の対応は硬く、上映の申し入れに対して「許諾できない」との回答がありました。そこで、共催者間で協議を重ねた結果、大変残念ではありますが、NHK・ETV特集については次の理由から、上映を断念することとしました。
 ①著作権がらみでグレイなことを強行して、ネガティブ・キャンペーンの材料を与えるのは好ましくない。
 ②ここ2日ほど、著作権がらみのけん制電話が多数あり、この問題がクロ-ズアップされ、攻撃材料に使われる可能性が大きいこと、ただし、「沈黙の歴史・・・・」の上映は予定どおり行います。

 (なお、著作権をめぐるこの間のやりとりの詳細について、ご質問がありましたら、主催者・共催者がお答えできる範囲内でお伝えいたします)

とはいえ、ETV特集が政治家や右翼の介入で改変された実態が明るみに出て以降、視聴者の間から、「どんな部分が消されたのか、見てみたい」という声が上がっています。
 そうした要望に少しでも応えようと市民団体が企画した今回の上映プログラムが著作権を理由にしたNHKの拒絶で実現できないのなら、NHKは自らの手で、視聴者の知る権利に応える責務があるという要求はきわめて道理にかなったことだと思われます。

 そこで、今回の集会をめぐる事態を踏まえて、私たちは、NHKに対して、「放送直前になって消された部分も含め、当初放送を予定していたETV特集のすべてを放送すること」を求めていくことを皆様に提案したいと思います。

 NHKの対応とは別に、著作権に関する問題をもっと早く処理し、参加者に周知しておくべきであったというご意見があろうことは承知しています。その点では共催者として反省すべき点もあると考えますが、今は明日の集会の成功のために全力を傾けた いと思います。
 なお、明日はETV特集の上映に代わる企画(約40分)として、この部分の解説を行う予定です。

2.妨害行為の可能性とそれへの対処

 ここ両日、VAWW-NET ジャパンの事務局もそうですが、東大の本部や経済学部に外部からの嫌がらせ的けん制電話がたくさん来ました。その中には、北朝鮮の出先機関である朝鮮総連の下部組織が主催する集会を東大で開かせるのは問題、といった事実を歪曲した抗議も届いています。
 (朝鮮総連の下部組織うんうんは論評に値いしない事実の歪曲です。また、集会はVAWW-NET ジャパンとNHK問題を考える東京大学教員の会の共催です。)

 こうした状況から、明日はかなりの妨害行為が予想されます。昨日、今日とそのために対応に追われましたが、当日の要員配置を増やし、極力、平穏に予定通りに進行できるよう、準備にあたりたいと考えています。

 その場合、会場外での街宣車等による騒音も当然想定して、大学側と連絡して対応を協議していますが、より重要なのは会場内での妨害行為です。具体的には、入場した者が会場で発言を求めて騒いだり、不規則発言を繰り返して進行を妨害することが大いに予想されます。さらには、実力を行使した妨害行為も想定しておかなければなりません。

 こうした妨害行為に対しては、対応に限界がありますが、せっかく参加いただいた方々 の関心と熱意にお応えするために、可能なかぎりの備えをしたいと考えています。

 皆様方には、集会の成功のためにも多数のご参加を改めてお願い申し上げます。


投稿者 管理者 : 2005年02月05日 01:16

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