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2005年02月04日

君が代問題、広島市教委見解「強制にはあたらず」-処分すれば強制の批判も

毎日新聞(2/03)

 君が代斉唱時に起立しなかった教員が処分されている問題で、広島市教委は2日、「(起立を教員に命令することは)強制にはあたらない。学習指導要領に基づくもの」との見解を示した。この問題をめぐっては、東京都が不起立職員を大量処分し、多数の批判の声が上がっている。
 「教育基本法改悪反対ヒロシマ実行委員会」(由木栄司委員長)が昨年12月、教育長あての申し入れ書を提出。卒業・入学式の君が代斉唱時、教員に起立を強制しているか否か▽教育基本法の改定への見解――などを求めた。
 市教委は学習指導要領で、「入学式や卒業式では、国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するよう指導するものとする」としていると指摘。「校長は学習指導要領によって教育課程を編成する義務を負っている。内心の自由はあるが、教職員は、校長の責任で出した職務命令に従う責務がある」とし、君が代斉唱時の不起立が服務義務違反にあたると説明した=写真。
 実行委員の中島健さん(57)は「市教委は『内心の自由はある』と言う一方で、その通りに行動した教員を処分する。これは強制に他ならない」と厳しく批判している。


投稿者 管理者 : 2005年02月04日 00:25

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